作品番号54「Adventure Library ~ 顔無しの奇術師」アップ


 今日は、35回目の月命日です。2年と11か月が経ちました。来月2日は祥月命日、流星忌です。

 月一回の更新も数を数えると、ゆっくりしているようで、気分的にはあっという間に、残りがわずかになってしまいました。

 今回の作品は、小悪魔の図書館の話です。これまで、この小悪魔と図書館の話は、「小悪魔と本シリーズ」と言ってきましたが、天馬は今回の「顔無しの奇術師」から、シリーズ名を「Adventure Library」としました。これまでも、作品集9「ウツツユメ」と作品集24 「図書館
の雪」がそのシリーズに当たります。

これからまた小悪魔と本の話を書く際には、このタイトルで統一しようかと思います。ということで、に続き、三本目ということになりますね。
と書き遺していますが、この作品が同シリーズの最後になってしまいました。

 話自体は、大したことはありませんが、天馬は「顔無しの奇術師」を主体性のない自分と見ていた節があります。ちょうど、精神的に参っていたことに書かれたもので、自分を「仮面さえもつけることのなかった」、つまり主体性や個性が絶対的にないことをを卑下していたように思われます。

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