東方へ、東方へ、風よ吹け!


 「原発震災」。原発反対派が最も心配していたことだ。今、「だから言っただろう」と言っても仕方がない。起きてしまった。
 茨城から福島にかけての地域は春、暖かくなってくると北西の風が支配的になる。そうなれば、万一放射性雲が発生しても、太平洋に流れていき、日本の被爆は減るが、冬場には北西の風と北東の風が支配的だ。北東の風によって放射性雲は東京方面に流れ、その通り道で外部被曝と内部被曝を起こす。

 もし今後、最悪の事態が起きればどうなるのか。ドイツのシュピーゲルオンライン社がその放射性雲の拡散についてシミュレーション画像を公開した。

放射性物質の拡散状況

 このように北西の風が主に吹き、放射性物質を太平洋に吹き飛ばしてくれれば、被爆者は少なくなる。

 でも風は気まぐれ。ちょっとでも風が北東から吹くようなことがあれば、東京にも致死量ではないが、放射性物質が降る。被災地、福島県のことを考えれば、風は西風、東方へ、東方へ吹いてくれれば、みんなが無用な被爆をしなくてすむ。

 風よ、東方へ、東方へ吹け!吹いてくれ!
 東方Projectファンの皆様、東方へ、東方へと祈ってほしい。

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