月☆流星忌~Zephyr 第4話「想い、届けて」(その3)アップ


強い寒風の吹きすさぶ月☆流星忌(月命日)です。墓参りに行ったら、先月は空いていた隣に真新しい墓が建っていました。これまでは、お墓の横や後ろも掃除ができたのですが、これからは前と横の一部だけしか掃除ができなくなります。少し寂しい気がします。

でも、これで空き地がなくなり、ようやく墓地らしくなりました。天馬も寂しくないでしょう。

今月の更新はZephyr第4話の最後です(http://nagareboshi2nd.net/)。「想い、届けて」とは何だろうと思っていたのですが、結城が絣に自分の思いを打ち明けるのです。そう、これは恋愛小説だったのですよ。1年間アップしてきて、それに初めて気がつきました。

長かったか短かったか、二人はじっと見つめ合っていた。
絣の唇が動いた。どうして、と。

「……どうして、そんなことができるんですか?どうして、そんなことをしてくれるんですか?」
「……決まってるだろ」

年甲斐もなく心臓が高鳴るのを感じながら、結城はその言葉を告げた。

「絣ちゃんが……好きだからだよ」

あとはもう何も言わなかった。結城はただ、絣の瞳だけを見つめていた。
本当に、本心からの気持ちだ。その場しのぎでも、同情でもない。結城は絣のことが好きだった。だから今でも、この町を離れられなかったのだ。
初めて会った時と同じ、寂しげな表情で、絣は結城を見つめ返す。まるで、その答えを聞きたくなかったかのように。

天馬がこんな恋愛小説を書くとは。あいつも恋愛のひとつもしたかったのだろうなあ。
そんな間もなく、死んじまいやがった。

で、この話は次の第5話まで続きます。第5話ではどんでん返しがあるようです。(もう少ししっかり読んでおかなければ。)

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