しつこい風邪に祟られて、月命日に更新記事を書けませんでした。昨日の月命日はお墓参りに行っただけで疲れてしまいました。「人型機械生命」なら風邪など引かないのだろうな。
でも、その人型機械生命、エルセナの運命は過酷なものだったのです。エルセナの身体機能の研究のために生きたまま「分解」され、壊されてしまったのです。
星歴68年1月19日 355日目¨栄養と透析の交換中、突如心臓停止。第4蘇生法で蘇生。
星歴68年2月1日 368日目¨肉体の劣化が激しい。腫瘍が再発。寝返りをうった時に右大腿骨を骨折する。(中略)
星歴68年2月10日 377日目¨腫瘍切除術後、寝台に乗せようとエルセナを抱き上げると、首の骨が折れた。急遽手術して蘇生させる。
星歴68年2月14日 381日目¨メンバー交代。神経接続手術の最中、左腕が体から外れた。その部分を調べると、ナノマシンが修復不可能な状態にまで壊れていた。
エルセナには、このような仕打ちを受けたという過去がありました。これが少女の真実(?)。
これで第4話が終わります。そして最終章「決断の時」に繋がっていきます。誰が、何を決断?
まあ、高校三年の時によくもこのようなストーリーを思いついたものだと、あまり回らない頭で感心しました。