2月が28日しかなかったので、どうも月命日の感覚が狂う。全更新が終わったら、3日になっていました。それでもお墓参りは昨日2日に行ってきました。
例年通り、黄砂のせいで、墓の表面は黄ばんでいました。今年はPM2.5などという厄介なものもあるのでしょう。超強風、いや暴風のような中での墓参りもまた一興ではありますが、風に黄砂やらPM2.5やらが混じっているかと思うとゾッとしますね。
今回から最終章の第5話に入ります。エルセナという星とエルセナという名の少女。そこにはどのような関係があるのか。同じと思ったり、シンクロしていると考えたり、ディーンの悩みは深くなるばかりのようです。
そう。疲れている。ディーンは荷物を置いて椅子に座った。そこで初めて、テーブルに置かれている料理を目にした。
「あれ?なんだかいつもより豪華じゃない?」
「あっ分かる?分かる?」
ディーンの質問に、エルセナは明るい表情で答える。いつもエルセナが作っているもの
に、フライの乗った皿と、何か野菜を煮込んだらしいスープが加えられていた。
「実はねー、お料理の本買ったんだー。それで作れそうなのやってみたの。ちょっと冷め
ちゃったけど、おいしいよ」
にこにこしてエルセナは説明する。ディーンはスプーンを取り、スープを一口食べてみ
た。
こんな可愛いエルセナの正体についてディーンが考えた仮説とは「思念実体化理論」。次回をお楽しみに。