月☆流星忌~雪夏塚その6


本当に久しぶりに雨の月命日でした。iPadのアプリで雨がやむ時を予測してお墓参りに出かけました。霊園に行くまでは結構降っていたのですが、霊園に着いた頃は少し雨、程度になりました。私の予測勝ちなのか、真史が10分程雨を止めてくれたのかは、微妙ですが、台風が近づく中、まああまり濡れずにお参りができました。
でも午後から雨が上がり、東京では綺麗な虹が見られたようです。午後にお参りに行けば、ゆっくりできたのにと、思いました。後悔先に立たず、です。

明日はまた、京都に行き、大学の講義をします。こんな毎年恒例の生活が始まり、気ぜわしい事この上ありません。最近は家でPCを触る事が少なくなりました。PCって、立ち上がりも、アプリケーションの起動も遅すぎ。最近はもっぱらiPadです。今、久しぶりにPCに向かっていますが、Google Chromeが遅くなって、重くなっているので、急遽、Firefoxに切り替えて作業しています。

無事、今月の更新も終わりました。

今月は、まだだらだらと槙人と綾華の掛け合いが続きます。

「じゃ、どうすれば許してくれたんだ?」
「うーん。そのうちスクーターに乗っけてよ」
「・・・いや、二人乗りはまずいだろ」
げんなりし槙人は答える。このままでは、誤解がどんどん増えていってしまうだろう。しかし、綾華はそんな槙人の心配などお構いなしに笑いかける。
「学校に捕まっても私達なら全然平気だよ!」
「そういうこと言ってるんじゃない。・・・まあ、買い物くらいなら、時々乗せてやるよ」
「やった!ありがとう、お兄ちゃん」
そう言って、本当に嬉しそうな笑顔を作る。
(これだけ見てりゃあ、かわいいんだけどな・・・)
黙っていけばいい女、というのは割にいるのかもしれない。綾華の悪魔的な策略ぶりを見せつけられてきた槙人はついそんな失礼な事を考えてしまった。

こんな感じです。しばらくこれが続きますので、おつきあいください。

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