月☆流星忌 ~ 雪夏塚 第2話(その4)


今月の月☆流星忌はあいにくの空模様。雨が降るかなと思ったのですが、お墓参りが終わるまでは、真史がなんとか天気を持たせてくれたようです。このところいい天気だったので、墓石も埃まみれ。気合いを入れて綺麗にしてきました。朝から気圧がぐんぐん下がってきて、久し振りにヒドい偏頭痛でした。

こんな時に限って、ホームページ更新なんだなあ。目がチラチラしました。たまには本体のホームページだけでなく、携帯用、Pixivも更新しました。最近は手書きの原稿を入力しているので、1回あたり1000字程度ですが、電子データで保存してあるものは、だいたい4000-6000字も入力していたのですね。少し反省。

そこでWindows7の音声入力システムを使えるように調整しています。10年以上前に音声入力システムを購入して試した時は全然駄目でしたが、今の音声入力システムのすごいこと。スマホやiPadでは分かっていたのですが、PCでも使えるようになったのですね。知らなかった!Windows7の基本機能しか使ったいなかったのですね。不覚!

で、今回は綾華がいなくなってしまうというお話です。これから先の展開はどうなるのだろう。楽しみです。

白い溜め息を吐くと、槙人は綾華を探し始めた。
とりあえず、十軒程ある屋台を回ってみよる。拝殿の方も見てみた。しかし綾華は見つからない。すれ違ったかもしれないと思い、もう一度くまなく探す事にした。
綾華の身長は平均的なので、人ごみを見ただけでは分からない。また槙人もそれ程突出している訳ではないので、綾華にしても見つけにくいだろう。
「どこだぁ?」
先に家に帰ってのだろうか。そう思って槙人がもう一度電話をかけようとした時、視界の隅に茶色のツインテールが見えた気がした。
「綾華?」

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