月☆流星忌 ~雪夏塚 第五話(その2)アップ


一昨日の夕方、玄関ドアを思い切り開けて、家に入ろうとしたとき、扉の下角で右足の親指を切り、爪を剥がしてしまいました。止血をしている間に、つれあひが救急診療をしてくれる医者を探してくれましたが、日曜日の夜、普通の医者はお休み。県のセンターが教えてくれた医者は外科ができる医者がいない、電話が繋がらないなど散々な結果でした。
救急車を呼ぶまでもない程度の怪我の場合、結構大変です。埼玉県の救急医療のレベルの低さかな。

翌日、ガーゼでグルグル巻はいやだったので、湿潤療法をしてくれる医者を探して、行ってきました。こんな時ネット情報はありがたい。とても参考になりました。保険外診療でしたが、傷の保護は絆創膏を貼った程度なので、明日からの仕事も普通の靴を履いていけそうです。

こうした突然の病、怪我。やはり日頃から心構えをして、準備できるだけしておくべきでしょう。診療を受けた後、私もつれあひもどっと疲れが出て、ガーガー寝てしまいました。

ところで、雪夏塚第5話(その2)でも、綾華が突然の発熱です。第5話全体のテーマが「病」ですが、今回は綾華が高熱を出したときの状況が描かれています。まだまだ事態は深刻ではないのですが、これからどうなりますか・・・・

布団の中でウトウトしていた槙人はけたたましく鳴る携帯電話の音に、体を起こした。
「あれ、町田さんだ・・・」
番号と表示された名前に少し驚いてから、槙人は通話ボタンを押した。
「はい」
『姫崎さんっ!今どこにいますか!』
「どこって、家にいるけど」
ただならぬ状況にあることが瞬時に分かる程、聞こえてきた町田の声はせっぱ詰まって
いた。
『あの、綾華が・・・!』
「倒れたのか?」
そういうときには連絡を寄越すように言ってある。大方。昨日の疲れが出たのだろうと
思った。しかし、事情は少し違うようだった。
『はい!あの・・・すごい熱出して・・・!』
「熱?」
これまで貧血などで何度か倒れた綾華だったが、熱を出したことはなかった。
もしかしたら、持病の発作かもしれない。

次回以降、乞うご期待です。

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