月☆流星忌~「雪夏塚~セツゲツカ 姫崎綾華編」堂々完結


3年6ヶ月、毎月欠かさずにアップしてきた雪夏塚 姫崎綾華編が完結しました。ざっと計算すると、400字詰め原稿用紙で400枚の分量になります。

3年半もやっていると、このウェブサイトは小説サイトと思い込んでしまいそうですが、元々はイラスト が主で、小説は従でした。イラストは もうほとんど残っていないので、今後も文章が主体になりそうです。

最後は次のようになっています!

 綾華は目を閉じた。腕に力が入る。
 きっと、今、想っているのだろう。
 この力を、嘘を、虚構の現実を、消して欲しいと。
 槙人も、きつくきつく綾華を抱き締めた。
 自分を。綾華を。綾華への想いを。果たせるかどうか分からない約束を、信じて。

 綾華の右眼から、一粒の雫が落ちて。
 雪に、消えた。

雪に消えた!君も消えてしまったなあ。

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