月☆流星忌~東方十全歌第五話アップ


 あけましておめでとうございます。正月になってもすぐ月命日です。
 正月早々、長男と娘夫婦が来ていて、つれあひを含め5人で墓参りに行きました。

 久しぶりの五人家族です(一人は入れ替わりになりますが)。

 かなしみは かなしみとして 年新た   (歩々)

 今年もホームページの更新が続きます。年が明けて、新たな思いで、更新にも取り組んでいこうと思っています。
 しかし、東方SSも残り、ラスト2です。今回の第五話と第六話でおしまい。

 この第五話で妖夢の捜査が終わります。長い問題提起でした。

空(くう)が短い悲鳴をあげる。
 刀から、確かな感触が伝わってきた。斬った、と。
 その瞬間――。
 妖夢の視界の隅に、一人の女性が突如として現れた。何の前触れもなく、まるで初めか
らそこにいたかのように。
 その女性が、メイド服を着ていたこと、長いブロンドの髪を持っていたこと。
 それだけを視認して。
 妖夢は、膨大な力を伴って発生した爆発に巻き込まれ、意識を手放した。

第六話の解決編に向けてのイントロです。この最終編に向けての作品は亡くなる3か月ほど前に書かれました。
 「空を斬る」というロジックを第一話からうまくつないできました。天馬のお墓にも「空」が刻んであります。

 ご一読いただき、第六話の解決編をご期待下さい。

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