月☆流星忌~雪夏塚(セツゲツカ)連載開始


10連休といえば、誰もがうらやむ優雅な休みのようですが、歯痛・偏頭痛・筋緊張型頭痛・三叉神経痛の四重苦。肩から上がもうガチガチのズキズキのチクチク。一般の休みの合間を縫って、医者回り。結局、4種類の鎮痛薬と湿布薬で何とか凌いでいるという悲喜劇。
今日は少し良くなって、月命日のお墓参りです。昨日、真史の「部屋」である仏壇のLEDの修理をして、すっきりした「部屋」にしてあげました。そのおかげか、夏の七回忌のスケジュールを確定しなくてはと思っていたところ、霊園で三回忌までをお願いしていた導師の先生とばったり。それも先生、霊園の掃除をしていたのです。健康のためにずっとやっているのだそうですが、お会いしたのは初めて。真史の引き合わせというか、ご縁なのですね。

ご縁ですね、お引き合わせですね、で通じてしまう世界というのは何となく安心。最近、また理屈の世界にどっぷりなので心地良かったです。

8月10日。祥月命日からは1週間後という変速ですが、長女がインドネシアから帰ってくるというので、家族全員で、いや、家族だけでやろうという腹です。もう、七回忌ともなると家族だけというのがまた心地良いです。霊園にも空きを確認して、決定です。お参りに行くときに「七回忌どうしようかねえ」と言っていたのが一気に済んでしまいました。

真史のおかげです。

さて、今月から2009年に発掘したオリジナル小説「雪夏塚」をアップしていきます。雪夏塚は「姫崎綾華編」と「二条院如月編」の二部構成です。姫崎綾華編は大学ノートで3冊あります。二条院如月編は1冊です。今までと違って、全部手書きです。電子データではないので、入力して行かなければなりません。畢竟、読むことになります。

執筆時期は不明です。高校の時の地学のノートに一部書いてあるので、高校の時のものと思います。また、PCは大学入学の時に初めて買ったので、手書きである事から高校時代と推測しています。

綾華という美少女と槙人という優しい(優柔不断ともいう)兄、異母兄妹の物語です。男の子と女の子の話、真史は好きだなあ。ZephyrもELSENAも同じ設定。二人の状況・事情が違うだけ。真史が天馬流星を名乗る前の基本的な設定のようだ。

「でも、本当どうしてなのかしらね」
「さあ。やっぱり、子供には受け入れ難い事だったのかな・・・」
 走り去る車を見送る夫婦。一緒の傘に入って寄り添っているところは、端から見ると仲が良さそうだったが、その目は寂しげだった。

 綾華と槙人を見つめる視線から始まるプロローグです。PCに入力していく作業はまた頭痛の種(本当の意味で)ですが、月一回、誰も読まなくてもがんばるぞー。3年はかかるかな。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA