3月の更新の時から続いている腕の痛みが取れずに、この編集後記の更新も5日遅れになってしまいました。HPの更新自体はなんとか2日にすませました。
今回は第6話の最終でした。なんか、恋愛小説っぽくなってきました。やばい表現はありませんが、入力していてこれからまずいのかななどと思っていました。例えばこんなところです。
槙人は綾華の頬を撫でた。
と、綾華がその手を取り、人差し指を咥える。
「あ、綾華!?」
驚いて、反射的に槙人は手を引っ込めた。
「えへへ、もう一回温めて欲しいな、お兄ちゃん」
頬を染めて綾華は突然にとんでもないことを口にする。
その言葉を一瞬で理解した槙人は、思わず赤面した。
「お、お前!こんな時に・・・!」
「こんな時だから・・・」
槙人の言葉を綾華が遮る。
「不安で仕方がないから、今お兄ちゃんを感じたいの。もしかしたら、明日にも・・・そんな事もできなくなってしまうから」
一人は言え。目がそう言っていた。
「・・・バカ」
季節は桜の季節。今日の午後は雨と強い南風になりそうなので、桜流しでしょう。
桜花 時は過ぎねど 見る人の
恋ふる盛りと 今し散るらむ
~作者未詳 万葉集
天馬流星の小説の先も盛りのうちに散っていきますか。第7話こうご期待!