一枚の絆
文:天馬流星 絵:村人。
全45ページ、挿絵4枚
それは確かに紙だった。片面が赤に塗られた折り紙。三角形のそれからは、二本のいびつな角のようなものが生えていた。一番長い辺は折り返され、白の縁取りがなされている。(本文より)
風も無い昼下がり、紅魔館は静かであった。魔理沙がフランドールの元を訪れているのに、である。
炎の剣によって壁が削られる音も、夥しい弾幕が床に打ち付けられる音も無い。
不思議に思ったレミリアは、一人地下室へと向かう。
そこでレミリアは思いもしなかったフランドールの一面を知ることになり、あることを決意する――
レミフラ話。ややしんみり系の超正統派です。
四百九十五年の歳月は、二人にとってどんな時間だったのか。
降りしきる雨の中の独白は絵になります。
ネタバレな部分が多く、ここにはあまり書くことが出来ません。詳しくは本編でどうぞ。
村人。さんの挿絵は物語の雰囲気にぴったり。初めから絵の雰囲気に合わせて文を書いたのかと思わされるほどです。
初代トップ | 絵:小崎 | SS:ほととぎす |
二代目トップ | 絵:白 | SS:凡用人型兵器 |
三代目トップ | 絵:村人。 | SS:天馬流星 |
四代目トップ | 絵:鰻 | SS:はね〜〜 |
五代目トップ | 絵:神無月雪訪 | SS:Barragejunky |
六代目トップ | 絵:毬藻 | SS:神城蒼 |
この話が面白くないと思ったら「詐欺だッ!!!」とでも叫んでください。ええもう某竜宮嬢のごとく。
東方七星剣より二度目まして、天馬流星です。
はね〜〜さんから再び合同小説の話を伺ったときは、正直文章だけに限定してもらおうかと思っていました。しかし逆に考えれば、今一度挿絵を描けるチャンスであったわけです。なのでやっぱり思い直し、今回も両方を担当することにしました。そこ、両刀使いとか言うなっ。
さて、「The Duper」いかがだったでしょうか。てゐはよく悪戯っ子として扱われ、詐欺師らしい行動をさせてもらえていないと常々思っていました。というわけで今回はてゐに詐欺ってもらっています。返り討ちにあってますけど。
しかし、詐欺というのは法と経済と信用があってこそ成り立つもので、法がなくて経済も怪しい幻想郷で詐欺を成立させるのは非常に難しかったです。だから一応詐欺という形にはなったものの、賽銭詐欺の狡猾さには程遠いと思ってしまいました。計画そのものにはかなりの穴がありますし。
今回挿絵を担当してくださったみょんでさんにはスピア・ザ・グングニルくらいの威力で感謝感激申し上げます。もうリリカがリトルデーモニック可愛くてゴロゴロ萌え転がっております。いぇーい。人数多いにもかかわらず素敵な挿絵を描いてくださり、本当にありがとうございました。
今回は私も挿絵描けました。ハードディスクが死ぬこともなかったし。
とりあえず世界爺さんの書かれるもこたんはパワフルにえろ可愛くてステキです。褌描く許可くださってありがとうございました。もこたんは褌つけてるイメージです。
だいぶ悪ノリしてしまったのですが、幻想郷並みに全てを受け入れてくださったはね〜〜さんには感謝と共に「このえろ野郎」という言葉を捧げたいと思います。
−「東方十本刀」あとがき、天馬流星−