小  説

2004年9月4日 あばよ礼文 よろしく旭川

あばよ礼文 よろしく旭川

2004年9月4日(土) 12日目 日本のインド。桃岩荘YH。宿で盛大に見送られ、港へと出発。昨日のダメージは脚に残り、 皆ぶうぶう言いながら歩いていった。 そして港でもまたえらく盛り上がる見送り。俺は2つ目の便で行くので、先行する人達を 見送った。宿での歌と踊りがオンパレード。3回目ともなるとけっこう慣れてきて、やっ てて面白い。 その後が俺。人数はだいぶ減ったが、それでもユースの人たちは元気に見送ってくれた。 あばよ、礼文島。 しかし、俺がそこで思ったのは、やっぱり小笠原の見送りは日本一だな。だった。歌あり 踊りあり太鼓あり。飛び込み追っかけ多数あり。規模が違いすぎる。泣ける別れは、きっ とここにあるのだろう。 数人の桃岩組と共に船。途中理事死によって、2人が降りて行った。web以外では、もう会 うことはないんだろうなあ。 1時間ほど眠って、稚内。本当はここから特急で旭川だったのだが、関西人のオネーサン 2人に言われ、計4人でレンタカーで行くことにした。その方が安いから。運転してみる かと言われ、全力で拒否。まだ死にたくない。でもあの、お願いだから両手で運転して。 国道40号をひたすら南下する。彼女らは牛の乳しぼりがやりたかったようだが、牧場に 入る道が突然現れるので入れず、結局スルー。中川でメシ食ったけど、スタンプラリー以 外は特に何もしなかった。食事処美鈴とかあったけど結果的に今日も移動日となって、旭 川へ。駅前で3人と別れ、バスでユースへ。神居7条17丁目で降りるのだが、アナウン スにそんなところは存在しない。 伊の沢で降りましょう、皆さん。危うく見逃すところだった。 メシ、フロ、洗濯。今とても眠い。早寝早起き当たり前だったからなあ。 明日どうしようか考えながら、寝ることにする。 (1189円使用 残金59290円)


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